夢見 油彦 の「ニッキはシナモン」

かほり

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季節はすすんで、開け放した窓から気持のいい風が吹く頃になった。ある日ふと鼻先をかすめる匂い。どうも外から来るようだと、窓に近づいてしっかり嗅いでみた。なんとも個性的な匂いだ。良い匂いなのか嫌な匂いなのか?青臭さとお日さまの匂い、それに土の匂いを加え少し甘さを足したような、日常あまり嗅いだ事のない匂いだった。なんだろうと考えてみると今朝、自転車で出掛けたときに見た稲刈りに思い当たった。干し場に掛けた稲束が徐々に乾燥していく時の香りだった。嗅いでいるうちにどんどん変化して、なんとも良い香りになった。この香りなら嗅いだ事があると気がついた。銘柄は分からないけど男性用のオードトワレにこの香りがあった。私自身は全く使わないが、店頭に色々な香水やトワレのサンプルが置いてあると、とりあえず全部嗅いでみないと気が済まない(笑)。匂いフェチでは無いけれど、それぞれに違う表情の香りを嗅いでいると色んなイメージが湧いてきてなかなか楽しい。ふと我に返って恥ずかしいこともあったりなかったり(笑)。ほんに「かほり」は、いとをかし。
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