夢見 油彦 の「ニッキはシナモン」

うつくしいもの

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ちょっと前に見たビデオ「グッバイ・レーニン」。
劇場公開は去年。公開当時は少し話題になっていたようだけど全然知らなくて、ビデオ屋でタイトル見てもなんか重そうな政治モノかなとずっと手を出さなかった。棚の前でいつも視線を引っ張られても、パッケージの色(赤色)のせいにして…。この映画の良さはすでに多く語られていて、今さらながらですが感じたことを少し。ストーリーもさることながら共産社会の普通の生活が垣間見れる室内、家具調度品、特に壁紙、テキスタイルの色と柄がとてもうつくしい。質素をイメージする生活のなかになんとも豊かな(豊かをどう定義するかは人それぞれだが)デザインがあることに驚いた。そのイメージが一層この映画をうつくしく彩り、人と人の関わりを暖かく包み込んでいたような気がする。その中で使われていたものとは違うがこの絵は1924年ロシア(旧ソ連)で作られたテキスタイルデザインを私が映画のイメージに合わせてカラーリングしたものです。
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