夢見 油彦 の「ニッキはシナモン」

うつくしいもの その五

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昨年より遅くに咲いた桜もすでに散りはじめ、歩道を淡いピンクに染めている。
今まで見上げて愛でていたものが足元にある景色はなんとも不思議だ。
ましてやその上を歩くのはとても複雑な気分。

桜よりひと足早く景色に色を添えてくれる柳。
若い緑がふわっと風に揺れるさまは見慣れた柳とは別でとてもうつくしい。
そしてそれを追いかけるように桜が咲きはじめる。
揺れる淡い緑色に透かして見る桜はこの季節一番好きな風景だ。

それを思い浮かべながら揚柳という文様に桜を透かしてみた。
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