夢見 油彦 の「ニッキはシナモン」

かお

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先日ある研究者の方の書籍の装幀デザインをさせていただきました。
長年に渡りガラス工学を研究、多大な貢献をされた博士の膨大な知識と
蘊蓄が私達にも分かりやすい語り口で静かに熱く綴られています。

ガラスに乱反射する光をイメージして光の部分は複数枚の
透明フィルム毎に絵の具を置きスクラッチ(削る)を繰り返し、
またそれを重ね合わせることで現れる偶然の痕跡を使っています。
これを基に対極の闇(黒)を使い「光の旅路」のイメージで
時間の変遷を動きのある構図にまとめてみました。

近ごろファッションでも話題のスワロフスキー・クリスタルの話しや
ウェッジウッドなども登場し一般の方も興味の持てる内容でした。

皆さんにも読んで頂きたいのですが、残念ながら博士ご自身の
記念碑的出版物のため一般に販売はされていません。

目次だけと言うのもなんですが(苦笑)
紹介したいと思います。

・「ステンドグラス考」何故北フランスから始まったのか
・「クリスタルの輝き」鉛クリスタル・カットガラス
・「パレルモのガラスモザイク」ビザンチン美術の最高峰
・「氷河とガラス」・「ウェッジウッドのバックスタンプ」
・「ヴェネチアンガラスを遡る」洞窟から出たヨーロッパ製のガラス鏡
・我が国で発掘された16世紀〜17世紀のガラス
・サンマルコ寺院はガラスの寺
・フランスからの核廃棄物ガラス 他全245ページ
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