夢見 油彦 の「ニッキはシナモン」

ほのお と やみ 

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五山送り火で京都の夏は終わりを告げる。都を囲む山々に炎で文字や形を描くという派手さとは相反して実際に闇に浮かぶ形象を見ていると、ずいぶん厳かな気分になる。日本人のDNAなのか京都人特有の感覚なのか、、、。その炎が無事点灯したころ、「舟形」船山の麓「西方寺」護摩の炎に浮かび上がる本堂前はこれから始まる念仏踊りを一目見ようと、下山してくる世話役達を待ち構える人で溢れている。ここでも主役は炎と闇である。念仏に合わせて踊り手はそこへ人々の意識を導く、淡々と。
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