夢見 油彦 の「ニッキはシナモン」

<   2004年 10月 ( 5 )   > この月の画像一覧

つき を くらう

a0025532_14384670.jpg
夏の間は空に張り付いていた月が、秋になると空の奥行が深くなり「浮かんでいる」感じが強くなる。月と人との関わりは古代より深く、実際に影響も受け月を生活に取り込み、自分たちの生活を映す鏡として敬い見上げてきた。日本人は丸いものを見ると月に例える。太陽ではなく月なのです。お月見に丸いものを食すのも月に見立て自身に取り込もうとする行為。この美しい色の南京のスープはまさに「食卓の月」いざ身体に取り込まん。
[PR]

よいのくち

a0025532_11491356.jpg

尾道「千光寺山荘」より眺む。
[PR]

らう゛ あんど ぺいん

a0025532_0563153.jpg
天国と地獄。苦痛と快感。泣き笑い。信頼と疑心。有頂天と自暴自棄。幽閉と開放。二人の間にある裏腹なものぜんぶ、フワフワの雲に乗せて引摺っていく。「人を恋う気持」のなんといとおしいこと。 Dedicated to「恋唄」 麻利
[PR]

めでたい もの

a0025532_17322026.jpg

世の中めでたいものは沢山ある。この絵はその「めでたい」瓢箪をモチーフに描いたものです。実際の瓢箪も愛らしく愛嬌のある形をしていて、とてもキャラクターがある。可愛いとはいえ、今の時代に腰にぶら下げている人は居ないでしょうが、目の前にあればつい触ってみたくなる曲線をしていると思いませんか。清水辺りの土産物屋に束になってぶら下がっているのを、触っている観光客をよく見かけます。理屈じゃなく「可愛いもの」「和むもの」そう言うものは時代が変わっても「愛でるもの」すなわち「愛でたいもの」、「めでたいもの」として今も色んな形で繰り返し使われているんですね。瓢箪で思い浮かぶのは「瓢箪から駒」。この絵の瓢箪はどんな駒を出してくれるのか楽しみです。素晴らしい脚力の美しい駒で世界を駈けたいものだな。
[PR]

かほり

a0025532_0132078.jpg
季節はすすんで、開け放した窓から気持のいい風が吹く頃になった。ある日ふと鼻先をかすめる匂い。どうも外から来るようだと、窓に近づいてしっかり嗅いでみた。なんとも個性的な匂いだ。良い匂いなのか嫌な匂いなのか?青臭さとお日さまの匂い、それに土の匂いを加え少し甘さを足したような、日常あまり嗅いだ事のない匂いだった。なんだろうと考えてみると今朝、自転車で出掛けたときに見た稲刈りに思い当たった。干し場に掛けた稲束が徐々に乾燥していく時の香りだった。嗅いでいるうちにどんどん変化して、なんとも良い香りになった。この香りなら嗅いだ事があると気がついた。銘柄は分からないけど男性用のオードトワレにこの香りがあった。私自身は全く使わないが、店頭に色々な香水やトワレのサンプルが置いてあると、とりあえず全部嗅いでみないと気が済まない(笑)。匂いフェチでは無いけれど、それぞれに違う表情の香りを嗅いでいると色んなイメージが湧いてきてなかなか楽しい。ふと我に返って恥ずかしいこともあったりなかったり(笑)。ほんに「かほり」は、いとをかし。
[PR]