夢見 油彦 の「ニッキはシナモン」

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みあげる

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灯台下暗しで今ごろになって、あっちこっちウロウロしている今日この頃です。
先日、妻と二人で京都市美術館で「北欧モダン デザイン&クラフト展」、
続いて「銅駝美術高校作品展」、細見美術館で「神坂雪佳展」をハシゴして
その後、ふらりと足の向くまま祇園の場外馬券売り場を横目に見て建仁寺へ。

入ってみると毎度ながら勉強不足で驚くやら感心することばかり(笑)
風神雷神はここやったんか〜!(笑)とか
開祖の栄西さんの読み方は「ようさい」だとか
禅と一緒に茶種を持ってきて喫茶を広めた茶祖だとか
などなどなど…。
その中で今回、おおいに感動したのは法堂の天井画「双龍図」でした。
2002年に描かれた新しいものですが、薄暗い堂の天上に渦巻く熱気と
リアリティに圧倒されました。

畳108枚分の和紙に描かれた巨大な二匹の龍はまるで龍雲の中を
ゆっくりと力強く動いているように見え、描かれた小泉淳作画伯
辿ってこられた孤高の絵画人生とオーバーラップして一層興味を
そそられました。

制作のドキュメンタリー映像の中で、絵の制作が決まったときに
まず初めにされたのが体力づくりだと聞いて思わず唸ってしまいました。
エネルギッシュに筆を走らせる姿はとても78歳とは思えない!(驚)

あれこれ私が言うより一目瞭然だと思うので機会があれば
ぜひ双龍に会いに行ってみてください。

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いけず

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そうそう!あれがある店はいいよね〜!活きが目で確かめられるし
気に入ったのをパパッとさばいて出してくれて、やっぱ活魚最高!

「そうそう!私も好きや〜」って言った人?
今回のテーマは「いけす」ではありません。「イケズ」です。

先日読んだ「イケズの構造」入江敦彦 著(新潮文庫)が面白かったので少し紹介です。
いわゆる「京のぶぶ漬け」で代表される京都のイケズ論です。
入江さんが多彩なボキャブラリーを駆使してイケズという魔物(笑)を
白日の下に引摺り出すが如くの興味深いエッセイでした。
では、その中のエピソードをひとつ。

--------------------------------抜粋
仮に、初対面に近い京都人があなたというよそさんにコーヒーを勧めるとしたら、
その表現は大きく分けて以下4つのバリエーションに別れます。

A:ただ単に「コーヒー飲まはりますか」と言われたのか。
B:あるいは「そない急(せ)かんでもコーヒーなと一杯あがっておいきやす」か。
C:それとも「喉(のど)渇きましたな。コーヒーでもどないです」だったのか。
D:もしくは「コーヒーでよろしか」と訊かれたのか。
--------------------------------抜粋

イケズな質問ですが(笑)
さてあなたならA〜Dの各シチュエーションでどのようなリアクションをとりますか?

解析はこちら↓
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ひかり の みち へ

「月の運ぶ過去と日輪が運ぶ未来」

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舞台の上に1人の弓をてにした女性が登場してきます。しかし、彼女は手に矢を持っていません。何者かを傷つけるのではないことを教えます。勇気の象徴である彼女は四季の花々を縫い取りした白いスカートを履いて、冬の向こうの春の存在、希望を私たちに教えます。彼女は東西南北そして、最後に空に向かい弓を鳴らし、忌部たちがそうであったように穢れをこの場から追い払い、神聖な場へとこの舞台を生まれ変わらせていきます。
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清められた祭壇に吉野川の女神が四季の神々を伴ってやってきます。彼女は清らかな月の色のドレスと穢れない水を象徴するガウンを羽織っています。麻をもった男性と女性が忌部のこの地にやってきたことをいみしています。彼らは天皇家の祭儀にも深く関わっていたのです。やがて女神はこの吉野川に古来から展開してきたさまざまな世界を四季の神々にひとびとに見せていくように指示していきます。
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過去・現在の吉野川市の産物、を手に手に持って秋の女神にこの土地の豊かさをおもい起こさせようとします。そして、新たなる麻のガウンを纏うことで、秋の女神は復活し人々と共に豊穣の季節を喜ぶダンスを踊るのです。
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時を司る太陽と月の姉妹が陽の鈴と陰の鈴を鳴らしながら、この舞台で繰り広げてきた吉野川の歴史が求めてきた平和への世界をさらに世界へ広げて行こうと、舞を舞っていきます。二神の舞と鈴の音に誘われるようにまず人々が集ってきます。吉野川を中心した壮大な神と人々との物語り。吉野川の女神は太陽の衣と同時に、決し忘れてはならないメッセージをこの鏡、魔鏡に封印してきました。今、この鏡に光がはいりそのメッセージを壁に映し出していきます。映し出されているのは春に登場したこの世界の四大元素でした。そして中心の丸い像が、大地、それは地球そのものを表現している。人々も自然も全てのものは繋がっている。その調和を決して壊してはならない。過去から未来へ私たちの命ある限り伝えていくべき「愛」がそこにあるのでした。

*時広真吾 演出ナレーションより抜粋*
掲載写真及び文章は無断使用禁止です。 

というわけで一気に掲載しましたが、これはほんの一部。
ダンス、バレエ、ジャズ演奏、居合、コーラス、オカリナ演奏などが
ストーリーに織り込まれフィナーレまで盛り上がっていきました。
私は魔鏡に貼付いていたのでこれだけしか写真撮れませんでした(^_^;
魔鏡の写真は上左から、公民館壁面に映るメッセージと魔鏡
右は映像をシュミレート(想定画像)した画像。
下左は魔鏡背面レリーフ、右は投影実画像です。
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はじまり

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↑クリックで拡大します。

行って参りました〜!阿波の徳島吉野川市。
魔鏡ツアー。別名「ミラークル(来る)ミステリーツアー」(笑)
本番イベントの前に少し観光も出来たのでご紹介です。
(決してもったいぶってるわけではございません、笑)

1日目:大事な魔鏡をレンタカーに積んで10:30出発。快晴の下、
瀬戸内海の美しさを堪能しながら14:00吉野川市の会場に到着。
早速に魔鏡を設置する台を制作していただき設置。夕刻を待って
投影調整。夜は歓迎の席を設けていただき、初日から立派に酔っぱらい(笑)

2日目:夕刻からのリハーサルまで時間があるので観光へ、まず写真左下
土柱(どちゅう)へ。白亜紀の砂岩が風雨で侵食され奇岩壁。写真では
スケールが分かりにくいですが結構大きいです。岸壁の上まで行きましたが
柵も何も無く間際で覗きましたが、恐いのなんの!ある種絶叫スポット。
その後足の向くままドライブして戻り、リハも順調に終了。
で、2日目も酔っぱらいで幕(笑)

3日目:9:00〜15:00までの「阿波忌部の聖地を巡るツアー」に参加
真夏の日差しの中を汗しながらも興味深く見学終了。
そして4時いよいよ本番!時折パラつく怪しい空模様ながら途中で虹も出るし
夕焼けも出て演出効果抜群。そしてクライマックスへ松明に照らされて吉野川の
女神登場!それに導かれ魔鏡のメッセージが現れました。大成功!
撤収後、徳島市内へ移動して打ち上げ2次会はカラオケへ!
大盛り上がりで3日目も酔っぱらいで幕(笑)

4日目:10:00にホテルを出て吉野川市の古墳へ、訪れた場所はとある偉い女性の
墓所ではないかとおぼされる古墳。鬱蒼と茂った森に包まれた神秘的な所でした。
その後、帰路へ。まずまずの天気のなか瀬戸内海に別れを告げ、途中で次回に
魔鏡奉納をされる豊中の天神社(千里の天神さん)へ魔鏡を無事に届けて
帰って参りました。
※豊中の天神社の奉納は11月10日(土)ご祈祷後、近隣の方々に
お披露目致します。お近くの方はぜひお運び下さい。

*写真説明* 
上左:吉野川支流 阿川の夕焼け。女神達が船で帰るエンディングに使用されました。
 中:景勝「岩の鼻」からの吉野川上流の風景。
 右:岩戸神社境内で風に吹かれながら木立越しの空。

下左:土柱(どちゅう)絶景(絶叫)スポット!
 中:雨村雲神社 本社と美しい古木。
 右:山中に鎮座する忌部神社。大嘗祭において天皇に献上される麁服(あらたえ)
   の織り機と献上に使用された桐の棺が展示されていました。
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ひかり の みち

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以前にご紹介した「魔鏡プロジェクト」が、いよいよお披露目です。
大型魔鏡(直径102cm重さ80kg)の制作も山場を越え後は本番を
待つばかりとなりました。

第1弾のイベントは徳島県「吉野川市 合併三周年記念事業」です。

衣装デザイナーの時広真吾さんプロデユース
「月の運ぶ過去と日輪が運ぶ未来」吉野川の四季を謳う神々
このフィナーレで大魔鏡が登場し鏡面に隠されたメッセージを
大画面に映し出します。

日時:10月7日(日) 15:00会場 16:00開演
場所:吉野川市 鴨島公民館 

映し出されるメッセージは当日までシークレットですが
私が担当した魔鏡背面(鋳造レリーフ)のデザインを
コンセプトと一緒にご紹介します。

お近くの方はぜひ足をお運び下さい。
私も現地におります。
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